
東京で開催された第3回 福島孝徳記念側頭骨解剖コースに参加しました。本コースは、これまで福井大学・鳥取大学が中心となり開催されてきましたが、本年より徳島大学も参加させていただく機会をいただきました。福島孝徳先生の「側頭骨の理解なくして安全な頭蓋底手術は成り立たない」という理念を受け継ぐ、大変意義深いトレーニングコースです。
本セミナーでは、3Dプリンターで作製された精密な側頭骨モデルを用いてドリリングを行い、各種頭蓋底アプローチを実践的に学びました。モデルは自由に回転させながら観察できるため、神経や血管の立体的な走行をあらゆる角度から確認しつつドリリングを進めることができます。この点はCadaverトレーニングとは異なる大きな特徴であり、解剖学的理解をより深めることができました。Cadaver実習と組み合わせることで、さらに高い教育効果が期待できることを実感しました。
今回の経験を今後の手術手技の向上に生かすとともに、徳島大学における頭蓋底外科教育のさらなる充実にもつなげていきたいと思います

